夜間戦闘訓練 night exercises 2003/4/5

新聞を読んだら、連続路上事件の関係で、駅から自宅へ帰るのに、
男女が等間隔で一列縦隊になって帰宅とあった。

兵法書によると、一列縦隊は、戦闘に弱い陣形のような気がする。
小学生じゃあるまいし、その夜景はおかしい。
月を調べてみると(戦闘には月齢カレンダーがかかせない)、
4月3日が新月で、4月10日ぐらいまで月が暗い。週末も三日月で暗い。
まあ、あれですね。
軍隊に入らなくても戦闘訓練ができるいい機会と、前向きに考えた方がいいですね。
しかも、夜間戦闘訓練になります。
これは、海外旅行の事前演習になります。
もう20年前ですが、ある外国を旅行しました。
夜は多少、危険かもしれないと思いましたが、所用で夜、外出しました。
異国の繁華街を歩いているうちに、集団の出す悪い気配を感じました。
それで、いつでも戦闘ができる姿勢をとり、警戒レベルを上げました。
服装は、暑かったですけれど、丈夫なズボンに、切れにくい長袖のシャツでした。
軍手も持っていきました。
肌を露出させないで、かつ、動きやすい格好を心がけました。
ふと、目をやると、女子大生風の若い女性が、短パンにTシャツで歩いていました。
まるで、ライオンの目の前にエサをぶら下げているような感じでした。
不思議な心理だなと思いました。カモの心理でしょうか。
その晩は、十分に背後に注意しながら、手短に買い物を済ませました。
しかし、戦場では後ろから襲われることは普通です。
時々、後ろを振り返りながら歩くことも、犯人に対して、抑止力となります。
不幸にして、襲われる時に備えて、砂を持ち歩くことですね。
運転手という者は、物が投げ込まれると、あわてます。
しかも、細かい砂となると、さらにあわてます。身近な兵器ですね。
この砂の兵器を使ったことがあります。
中学生の頃、晩秋の、日が暮れるのが早い夕方、月がない新月に、
戦争ごっこをやりました。
真っ暗な廃墟だったのですが、相手は身体が大きく、上級生だったので、
接近戦で、暗闇のなか、砂兵器は、実に役立ちました。
相手の方が、身体が大きくて、どう見ても相手の方が強いと思ったので、
昼間のうちに砂をかき集めました。
重くて細かい砂です。
予想したより、効果的な兵器でしたね。
暗闇の戦闘では、壁を背後に戦った方がいいですね。
壁は襲ってきませんから。
人生、時には、戦闘訓練も必要です。
こういうものがあった方が、ゆるみきった人生、少しは緊張感が持てます。
バカ騒ぎもほどほどにして、たまには戦闘訓練もいいでしょう。
あまり平和だと、気がゆるんで、何事もミスしやすくなります。